上越新幹線にE7系
どうしても新函館北斗まで伸び、高速性能に優れた車両が必要とされる東北・北海道新幹線とは違って、新潟止まりの上越新幹線には古い車両が充てられる傾向にあります。定員が多く、通勤輸送にも対応できる2階建て新幹線(E4系、1997年デビュー、16両編成の定員1634人は高速車両としては世界一の定員)もスピードが出ないため東北新幹線では2012年に引退し、上越新幹線でのみ走っています。
この上越新幹線のE4系も引退するという話は以前からありましたが、記事が書かれた2011年から6年経っても何の変化もありませんでした。ところが、2018年度以降、E4系も置き換えられるようです。
上越新幹線に投入されるのは、東北新幹線のお古ではなく、E7系が投入されます。意外に思えるかもしれませんが、以前の記事に書いていたことが実現するのです。当然ながらE7系には2階建て車両はなく、国鉄時代の1985年から存在していた2階建て車両(一番最初に投入されたのは東海道・山陽新幹線の100系)は消えることになります。
(追記)
4月4日のことですが、JR東日本から上越新幹線の車両置き換えが発表されました。2018年度から2020年度にかけて、「グランクラス」もあるE7系を11編成投入し、E4系を置き換えます。2020年度末までに置き換えられます。
それ以降の上越新幹線はE7系とE2系が走ることになります。
(参考:産経ニュース http://www.sankei.com/life/news/170325/lif1703250060-n1.html、JR東日本ホームぺージ http://www.jreast.co.jp/press/2017/20170402.pdf)
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