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SL「大樹」は1日3往復、東武ワールドスクウェアは7月22日に開業

 今日の記事はSL「大樹」と東武ワールドスクウェアについての続報です。

 SL「大樹」は下今市-鬼怒川温泉間を1日3往復します。このSL「大樹」は途中、東武ワールドスクウェアのみに停まります。SL「大樹」の2017年度の運転日は休日を中心に98日間の予定、冬季もコンスタントに週末などに運転します。運賃のほかに、SL座席指定料金として大人は750円、子供は380円が必要です。ところで、以前書いた元「はまなす」用の車両導入の話ですが、東武のプレスリリースを見る限りでは、JR北海道から客車の譲受があったとは読めません。

 先ほど、SL「大樹」は東武ワールドスクウェアのみに停まると書きましたが、東武ワールドスクウェアの開業の時期が明らかになりました。7月22日です。東武ワールドスクウェアに停車する時間帯は限られていて、9:18~18:18のみです。ただ、この停まる時間帯はSL「大樹」のほか、特急列車も停まります。新駅の開業に伴い、「駅ナンバリング」も変更します。なお、東武ワールドスクウェアの入園券売り場付近において、特急券や普通乗車券を発売します。

 ここで特徴的なのが、運賃。当面の間はわずか680メートルしか離れていない隣駅の小佐越の運賃を使います。ただ、東武ワールドスクウェア-鬼怒川公園間は、ICカードを使わない限り、東武ワールドスクウェア-鬼怒川公園間の実際の営業キロに相当する150円とします。小佐越だと170円になるので、さらに例外的な扱いにしたのです。

(追記1)
 SLが検査のときは、DLのみで運行を行います。そのときの「大樹」の料金は、大人510円、子供260円です。

(追記2)
 2019年3月16日から、運賃設定が変わったようで、東武ワールドスクウェア発着の運賃は、東武ワールドスクウェアからの距離によって計算されます。一部駅の運賃が最大で185円上がります(ICカード利用の場合)。また、これまでICカードが使えなかった、小佐越や鬼怒川温泉へも使えるようになります。
(参考:東武ホームページ http://www.tobu.co.jp/file/pdf/8b0d35f59977ed0dc9106c91543ec096/170228_2.pdf?date=20170228113015、http://www.tobu.co.jp/file/pdf/79c334dda9506eee8dc5a17f5b07168c/170228_3.pdf?date=20170228191107、http://www.tobu.co.jp/file/pdf/f2265cb297f9c36750a6d6ac03d2a426/171222_1.pdf?date=20171122115011、www.tobu.co.jp/file/pdf/eb943ad011f361f09c729d7970e827ff/newsletter_190215%20.pdf?date=20190215134217)

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