富山県内に2種類のフリーきっぷ
2月まで発売され、現在では使えないフリーきっぷについての話ですが、備忘録として載せておきます。
北陸新幹線で富山を訪れた観光客や地元富山県民に、公共交通機関を使った観光を楽しんでもらうため、富山県と富山県内の公共交通機関が連携して、2種類のフリーきっぷを発売していました。その名前は「とやま1日乗り放題きっぷ」、中央エリアと東部エリアの2種類がありました。
中央エリアの対象路線はあいの風とやま鉄道の富山-高岡間、万葉線、富山ライトレール、射水市のコミュニティバス(「海王丸パーク・ライトレール接続線」)、加越能バスの高岡駅-新高岡駅間です。以前あった、「鉄軌道王国とやま 1日周遊乗り放題きっぷ」に似ています。発売期間は2016年10月15日から2017年2月26日(利用日の1か月前から当日まで発売)、利用期間は2016年10月15日から2017年2月26日の休日1日限りです(2016年12月31日~2017年1月2日は除きます)。値段は大人1000円、子供500円で、あいの風とやま鉄道の富山-高岡間の各駅窓口、万葉線の車内、本社窓口、新高岡駅観光案内所では発売していました。
東部エリアの対象路線はあいの風とやま鉄道の越中宮崎-富山間、黒部市内バス(新幹線市街地線、新幹線生地線)、魚津市民バス(市街地巡回ルート)です。乗り物のバラエティという面では、行き帰りで違うルートをとることができる中央エリアのほうが面白そうです。値段は大人1200円、子供600円で、あいの風とやま鉄道の泊-富山間の一部を除く駅窓口、黒部市地域観光ギャラリー「観光案内所」で発売していました。発売期間、利用期間は中央エリアと同じでした。
(追記)
「とやま1日乗り放題きっぷ(中央エリア)」は2017年度も発売します。2017年7月15日から2018年2月25日までの休日(年末年始を除きます)に利用することができます。
(参考:富山県ホームページ http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1003/kj00015811-001-01.html、http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1003/kj00015811-002-01.html、あいの風とやま鉄道ホームぺージ http://ainokaze.co.jp/3674、http://ainokaze.co.jp/ticket/plan)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
「東海・北陸私鉄」カテゴリの記事
- 50音順で最後の駅(2025.05.11)
- 大井川鐵道は2029年全線復旧へ(2025.04.27)
- 富山地鉄、このままでは維持できるのは富山近郊のみ(2025.04.14)
「バス」カテゴリの記事
- 万博の自動運転バスに乗ってきました(2)(2025.05.20)
- 万博の自動運転バスに乗ってきました(0)(2025.05.18)
- 万博の自動運転バスに乗ってきました(1)(2025.05.19)
- 夕張市のデマンド交通、北広島と新夕張とを結ぶ(2025.05.18)
- 成田空港で「白タク」利用者が増えている?(2025.05.12)
「路面電車」カテゴリの記事
- 「グリーンムーバー」、廃車へ(2025.05.11)
- 広電の新駅ビル乗り入れは8月3日(2025.04.26)
- 江ノ電にクロスシートの新型車両700形(2025.05.04)
- 2025年度は「箱館ハイカラ號」の定期運行を行わず(2025.04.27)
- ライトラインと東武宇都宮線、乗り入れ検討へ(2025.04.28)
Comments