東京-大阪間の新型夜行高速バスは「DREAM Relier」
東京と大阪を結ぶ新しいJRバスグループの夜行バスについての続報です。
以前の記事でこの新しい夜行高速バスの名称を募集していましたが、2375件の応募があり、「DREAM Relier<ドリームルリエ>」と名付けられました。「DREAM Relier」の「Relier」とはフランス語で、結ぶ、縁をつなぐという意味です。
「DREAM Relier」は3月31日に運行を開始しますが(翌4月1日に東京-京阪神線のダイヤ改正及び運賃改定を行います)、「DREAM Relier」には2つのクラスがあります。2列シートで4席だけの「プレシャスクラス」と3列シートで14席ある「アドバンスクラス」です。「プレシャスクラス」は「プレミアムドリーム号」のプレミアムシートを採用(レッグレストにヒーターもあります)、「アドバンスクラス」は「グランドリーム号」の新型クレイドルシートをベースにしてリクライニング機能を向上させたものを採用しています。どちらもグレードの高いシートです。
ダイヤは東京発の1号が東京駅八重洲口23:10発、バスタ新宿23:50発、大阪駅JR高速バスターミナル7:50着、大阪発の2号が大阪駅JR高速バスターミナル23:00発、バスタ新宿6:59着、東京駅日本橋口7:24着です。運行開始初日の3月31日はこれとは違う特別ダイヤで運行します。それぞれの出発時間は変わらないものの、バスタ新宿は通過し、到着は早くなります。運賃はA~Dの4ランクに分けられ、「プレシャスクラス」は14000~18000円、「アドバンスクラス」は10400~12500円となります。「プレシャスクラス」、「アドバンスクラス」ともに学割は500円引き、Dランクのみ適用される「アドバンスクラス」の「早売1」は9800円です(「プレシャスクラス」は設定がありません)。
(追記1)
「DREAM Relier」は人気があるようで、運行会社の西日本ジェイアールバス等は2018年春に新車両を追加して、1日最大2往復の運行とします。
追加される車両は仕様が若干異なり、「プレシャスクラス」が6席に増え、「アドバンスクラス」が10席に減ります。ダイヤもは変わり、京都駅に停車します。
(追記2)
2018年7月13日からは平日も2往復運行します。
(参考:JR西日本ホームぺージ https://www.westjr.co.jp/press/article/2017/03/page_10076.html、http://www.westjr.co.jp/press/article/2018/01/page_11716.html、https://www.westjr.co.jp/press/article/2018/05/page_12378.html)
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