JR四国に夜行列車復活か?
4月から行われる「四国デスティネーションキャンペーン」。この開催を記念して、JR四国はいくつか団体貸切列車を利用した旅行商品を発売します。その中から気になる商品をピックアップして紹介します。
今は定期列車では特急しか走っていないJRグループですが、かつては急行もたくさん走っていました。四国も例外ではなく、国鉄時代は特急のほうが希少価値でした。JR四国が誕生した1987年4月1日、JR四国の一番列車として走ったのが高松0:50発の急行「うわじま」。本来は急行用の車両が使われるところですが、特別に当時最新鋭のキハ185系が使われました。JR四国発足30周年を迎えるにあたり、このキハ185系による急行が1日だけ復活することになりました。
復活する急行は2本。4月23日に、急行「うわじま」(宇和島15:30ごろ集合、松山20:00ごろ解散)と急行「いよ」(松山22:30ごろ集合、高松4:00ごろ解散)を走らせます。当然ながら色はJR四国発足当時のグリーンの帯を巻いています(厳密にいえば、運転席付近は本来黒なのですが、緑になっています)。ただ当時と走る方向が逆になること、及び夜行運転を行うのが急行「いよ」であることに注意が必要です。2本まとめて乗ることもでき、その人には完乗証明書の進呈があります。代金は急行「うわじま」が3200円、急行「いよ」が4800円(それぞれ子供は半額)で、3月1日からすでに発売を開始しています。
(参考:JR四国ホームぺージ http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2017%2002%2027%2002.pdf、鉄道ホビダス http://rail.hobidas.com/rmn/archives/2017/04/jr185_29.html)
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