北陸にも「駅ナンバリング」
田原町での相互直通運転を開始してから1年が過ぎようとしています。そこでえちぜん鉄道と福井鉄道は3月25日に、ダイヤ改正を行います。今回の改正は福井鉄道と朝ラッシュ時のえちぜん鉄道三国芦原線(福井鉄道からの直通列車のみです)のみで、始発の運転時刻見直し(越前武生発の始発を福井6:50発「ダイナスター3号」に接続可能なものにします)、朝のラッシュ時における田原町での接続改善(ある程度の余裕を持たせるようですが、本数が若干減るようです)、朝夕の越前武生発田原町行き(福井駅に寄らないもの)の一部列車の福井駅乗り入れを行います。
今回大きく変わるのは、それ以外のところです。まず、えちぜん鉄道と福井鉄道の全駅に「駅ナンバリング」を導入します。北陸では初めてのことです。どちらもアルファベットと数字の組み合わせで、えちぜん鉄道のアルファベットは「E」、福井鉄道は「F」が頭に付きます。主な駅の「駅ナンバリング」は、えちぜん鉄道の福井がE1、永平寺口がE12、勝山がE23、田原町がE26、三国港がE44、福井鉄道の越前武生がF0、福井駅がF22、田原町がF24です。田原町の数字を合わせていないのが残念なところです。アルファベットと数字を、えちぜん鉄道は青の円形リング、福井鉄道は緑の円形リングで囲みます。「駅ナンバリング」に整理券番号を合わせるとともに、駅にあるホーム駅名標、時刻表、路線図型運賃表のほか、車両にある車内路線図や配布されるポケット時刻表などでも使われます。
えちぜん鉄道においては、坂井市からの要望を受けて4駅の駅名称を変更します。太郎丸、西春江、西長田、下兵庫がそれぞれ、太郎丸エンゼルランド、西春江ハートピア、西長田ゆりの里、下兵庫こうふく になります。駅の近くにある施設(エンゼルランドふくい(県児童科学館)など下兵庫こうふく以外の3駅)や歴史的につながりのある名称(奈良の興福寺の荘園があったため、「こうふく」を加えました)を追加したのです。
(参考:えちぜん鉄道ホームぺージ http://www.echizen-tetudo.co.jp/railway/image/timetable_170325.pdf、産経ニュース http://www.sankei.com/region/news/170224/rgn1702240065-n1.html)
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