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津軽海峡フェリーに新しい船が続々

 北海道新幹線が営業を開始してから1年、途中の青函トンネル等で減速運転を余儀なくされるものの、東京と新函館北斗の間は4時間余りで結ばれるようになりました。しかし、青函間に関しては新青森と新函館北斗で乗り換えがいるため、在来線時代より遅くなっているケースも多いのです。そのくせ、値段だけはほかの新幹線以上に高いのです。

 そのため、青函間で4時間かかるフェリーがその安さゆえに見直されています。特に手ごろな運賃で移動できる青森-札幌間を結ぶ夜行「はまなす」が廃止された影響は大きく、フェリーと夜行バスの乗り継ぎを行う人が増えています。津軽海峡フェリーなどによれば、2016年の利用者数は前年比約2倍だそうです。青函間でフェリーを運航するのは2社。津軽海峡フェリーと青函フェリーです。そのうち津軽海峡フェリーは以前にも書きましたが、次々に新しい船を就航させています。

 まず2016年10月11日に新造船「ブルードルフィン」を就航させ、2月2日には、2010年から2016年10月まで運航していた「ブルードルフィン」をリニューアルして「ブルードルフィン2」として就航させました。これにより「えさん2000」が引退し、すべての船が大型化されました。そして3月11日には、「びなす」の代替船として、新造船「ブルーハピネス」が就航しました。この船は、災害時多目的船として大地震のときに救助活動できるような設備を備え(ストレッチャーを収容することができ、救急室があり、陸上に電力や清水を供給することができます)、また燃料消費量が少なく、二酸化炭素の排出量を減らすという環境性能も優れたものとなっています。
(参考:津軽海峡フェリーホームぺージ http://www.tsugarukaikyo.co.jp/topics_important/page/?id=1475220031z4DPe、http://www.tsugarukaikyo.co.jp/topics_important/page/?id=1481168440UPbbQ、http://www.tsugarukaikyo.co.jp/topics_important/page/?id=1481164932HkrqV、北海道新聞ホームぺージ http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/life-topic/life-topic/1-0382091.html)

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