和歌山にD51
和歌山でD51が走り出すそうです。
18日のことですが、和歌山県有田川町の有田川鉄道公園(有田鉄道の廃線跡を活用しています)に、D51が3つに分割された状態で運び込まれました。このD51は1943年に製造され、1946年から1973年まで現役で走っていました。その後、あま市に住む男性が取得していたが、その男性は亡くなり、1月に大阪市の運送会社アチハに譲渡されていました。アチハは鉄道車両を運ぶことができる特殊な技術を持っているのです。
さて、有田川鉄道公園に運び込まれたD51、実は全長約400メートルと短いですが、線路を走るのです。アチハが蒸気機関車は貴重な鉄道遺産だとして自力走行できるように整備するのです。このD51は石炭ではなく圧縮空気で動きます。40年余りの眠りから覚め、夏ごろには走るようになります。家族向けの運転体験も計画されています。また、ほかのところへ貸し出すこともあるようです。
(追記)
3月には紀州鉄道のキテツ1号も有田川鉄道公園に運び込まれています。まだ自走できることから、樽見鉄道のレールバス(故障等のため、自走できません)に代わって園内を走ることになります。
(参考:日本経済新聞ホームぺージ http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG18H2G_Y7A410C1CR0000/、YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/national/20170419-OYT1T50030.html、日高新報ホームぺージ http://www.hidakashimpo.co.jp/news/2017/03/post-6715.html)
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