札幌市電でも宅配便輸送
路面電車で宅配便の荷物を運ぶのは嵐電が有名ですが、3月2日、札幌市電でも実験を行いました。
札幌市電で実験を行った理由は、中心部には道路以外に荷捌きを行うスペースがなく、日中に貨物車両の長時間駐車が常態化しているからです。そのような中心部での荷捌き車両を減らそうと、物流業者や小売業者などは札幌都心交通研究会というものをつくりました。この研究会は2016年10月から中心部でヤマト運輸と佐川急便がほかの運送業者の荷物を代わりに届ける共同配送実験を行っています。そして3月2日に路面電車を使った実験を行ったのです。
当日は荷物だけを積み込んだ貸切の路面電車が電車事業所前を出発、都心の西4丁目でヤマト運輸の社員らが台車3台に積まれた荷物を降ろしました。今後は実用化に向けて検証を進めるようです。
(参考:朝日新聞ホームぺージ http://www.asahi.com/articles/ASK324JYDK32IIPE00Q.html)
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