東武に新型特急車両、地下鉄直通も?
4月28日、東武は「東武グループ中期経営計画2017~2020」を発表しました。前回同様、ここから興味深い事項について取り上げていきたいと思います。
3両編成で途中で分割併合することのできる新型特急車両、500系が先日デビューしたばかりですが、増備を考えています。これで「しもつけ」用の350型、快速用の6050系あたりを置き換えようとしているのでしょう。
500系がデビューしたとはいえ、やはり東武の看板は「スペーシア」の100系です。ただ、こちらも変化があるかもしれません。フラッグシップ特急車両を導入することが明記されているのです。どういうものになるかはわかりませんが、東武のイメージアップに資するようなものであることを期待したいです。
特急にはこういう話もあります。地下鉄乗り入れの話があるようです。どの車両を使うのか(もしくは新造するか)、どの路線に乗り入れるかなどわかりませんが、小田急や西武のような通勤ライナー的な特急を走らせるのでしょうか? 地下鉄に乗り入れることによって、山手線の内側から直通することができるというメリットがあります。
特急以外に関しては、日比谷線直通列車速達性向上の検討を行うようです。東武東上線と同じように、これまで各駅停車だけであった直通列車に急行等が誕生するのでしょうか? すでに半蔵門線直通列車は急行が入っていますが、それとの棲み分けをどう行うかも興味がもたれるところです。
このほか、伊勢崎線と野田線が交わる春日部駅で、相互乗り入れを強化することが明記されています。特急かそれ以外かわかりませんが、直通列車が増えることでしょう。
(参考:東武ホームぺージ http://www.tobu.co.jp/file/pdf/45b1654a4f72173989dec62a23761286/20170428-3.pdf)
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