公有民営方式の路線バス
中津市には大交北部バスの路線バスがありますが、補助金を出しても全線で赤字続きです。投資を抑えるためか古いバスも多く、20年以上使用しているバスが6割もあります。赤字のため買い替えることができないのです。このままでは地域の公共交通を維持することはできません。
そこで中津市は33人乗り(座席数は18)の小型バス3台を国の助成を受けて所有し(事業費約5900万円のうち、2250万円の補助がありました)、2月1日から事業者の大交北部バスに貸し出すことにしました。このような公有民営方式のバスは、九州では初めての取り組みです。
バスは中津駅前を起点に伸びる3路線で使用しています。3台とも低床のバリアフリーのバスです。1月までと同じく、1日1~4往復します。運行する地域に合わせて、沿線の名所や風景などがラッピングされています。なお、バスの管理は大交北部バスが行います。
(参考:大分合同新聞ホームぺージ https://www.oita-press.co.jp/1010000000/2017/01/31/JD0055422517、毎日jp https://mainichi.jp/articles/20170125/ddl/k44/010/273000c、朝日新聞ホームぺージ http://www.asahi.com/articles/ASK1M4RGJK1MTPJB003.html)
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