JR西日本も改良したN700Aを投入
JR西日本も東海道・山陽新幹線用として、2013年度からN700Aを投入しています。これまで9編成を投入しているのですが、追加されることになりました。JR東海の発表から遅れること1年半近く、ようやく追随の動きが出たのです。
JR西日本は2017年度から2019年度までの3年間で、15編成のN700Aを投入します。2017年度は3編成、2018年度は6編成、2019年度も6編成を投入します。これにより、2019年度末にはJR西日本が保有する新幹線車両のうちN700Aタイプが40編成となり、東海道・山陽新幹線用の700系がすべて置き換えられることになります。
2017年度から投入されるN700Aは、JR東海同様、新たなブレーキライニングの採用によって、地震発生時のブレーキ停止距離をさらに短縮し、安全性を向上させます。地震ブレーキの停止距離が従来のN700Aに比べて約5%短縮します。パンタグラフ、台車については、走行中の車両データ監視機能を強化することにより、さらなる安定性の向上を実現します。そして、今回追加する15編成を除いた既存のN700系、N700A(合計25編成)についても、今回追加投入する車両に合わせて改造を行います。2017年度から博多総合車両所での全般検査に合わせて、1編成当たり約1か月程度の工期で改造を行います。
JR東海はN700Aの次の車両として、2020年度からN700Sを投入します。ただ今のところ、JR西日本がN700Sを投入するという話はありません。いずれはJR西日本もN700Sを投入するとは思われますが。
(参考:JR西日本ホームぺージ https://www.westjr.co.jp/press/article/2016/12/page_9719.html)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
「JR西日本」カテゴリの記事
- 駅名標に「ストリートファイター」(2024.12.08)
Comments