江ノ電沿線の人は行列に並ばなくても乗車することのできる社会実験
今日から始まるゴールデンウィーク、この期間中に鎌倉に出かけようとする人もいるかもしれません。
ところが、観光シーズンの江ノ電は混み合います。鎌倉駅など始発駅で乗るのにも行列です。江ノ電によれば、4月30日は30分程度、5月3~6日は30分以上並ぶと予想されています。江ノ電には指定席はないので、皆並ぶことになります。当然ながら地元の人も江ノ電に乗るには駅の外まで続く行列に並ばないといけませんが、そんなことをしていては、地元の人の日常生活に影響します。そこで鎌倉市は5月6日の10~16時、社会実験というかたちで地元の人が鎌倉駅構外の列に並ばずに、直接駅構内に入場することができるようにします。
地元の人である証明は、「江ノ電沿線住民等証明書」で行います。長谷一丁目から五丁目など、指定された区域に在住、在勤、在学している人が対象です。4月25日から5月2日の間に、指定された場所で手続きをしないと「江ノ電沿線住民等証明書」を手に入れることができません。休日も手続きはできますが(最終日の5月2日は20時まで手続きができます)、郵送での対応はできません。在住、在勤、在学の証明として運転免許証や定期券などの呈示がいります。社会実験当日、「江ノ電沿線住民等証明書」を江ノ電鎌倉駅西口改札で呈示すると、鎌倉駅構外の行列に並ぶ必要なく、駅構内の列の最後尾に並べばよくなります(運賃は別途必要です)。「江ノ電沿線住民等証明書」は入場時に回収します。「江ノ電沿線住民等証明書」はひとりひとりに必要であり、代表一人が持っているだけではいけません。
なお今年も5月3~5日、ゴールデンウィーク期間の鎌倉駅での混雑緩和対策として、鎌倉駅東口-長谷間で路線バスへの振り替え輸送を行います。
(参考:鎌倉市ホームぺージ http://www.city.kamakura.kanagawa.jp/koutsu/documents/4-29-oshirase.pdf、江ノ島電鉄ホームぺージ https://www.enoden.co.jp/train-news/826/、https://www.enoden.co.jp/train-news/767/)
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