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宮古市内に三陸鉄道の駅3駅設置、三陸鉄道に急行か?

 三陸鉄道についての話題をふたつ。

 宮古市は市内に三陸鉄道の駅を3駅追加する方針です。追加するのは、東日本大震災からの復興まちづくりが進む田老地区八木沢地区、津軽石払川地区です。まず田老地区については、田老駅の北約500メートルのところにできます。宮古市田老総合事務所が移転され、それとの併設になります。八木沢地区と津軽石払川地区の新駅はJR東日本から三陸鉄道に移管する、山田線宮古-釜石間にできます。八木沢地区の新駅は磯鶏-津軽石間、津軽石払川地区の新駅は津軽石-豊間根間にできます。これらの地区では災害公営住宅ができ、被災者も住宅を再建しているため、人口が増えています。住民からも新駅設置の要望があり、3駅合計で1日約350人の利用を見込んでいます。3駅とも宮古市が建設費を負担する請願駅であり、すでに2017年度一般会計当初予算案に設計費として6600万円を計上しています。2018年度に完成予定です。

 話は変わりますが、山田線宮古-釜石間は2019年に復旧予定です。そうなると、久慈から盛まで一本につながることになります。全長163キロの日本一長い第三セクター鉄道です。各駅停車で4時間かかるようです。その三陸鉄道について、急行を走らせる構想があるようです。岩手県によれば、急行を走らせても、経費面やダイヤ面で大きな問題はなく、三陸鉄道も急行の設定に前向きのようです。
(参考:河北新報ホームぺージ http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201702/20170218_31016.html、岩手日報ホームぺージ https://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20170307_6)

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