叡電、緑の楕円が特徴の観光用車両
出町柳から八瀬・比叡山、そして鞍馬に向かう叡山電鉄。1997年に運行を開始した展望列車「きらら」で知られています。その叡山電鉄は2018年春から、観光用車両を運行します。主に八瀬・比叡山方面へ運行します。
観光用車両は新しい車両をつくるのではなく、既存の700系車両1両を大幅にリニューアルします。プレスリリースにその観光用車両のイメージが載っていますが、縦に長い緑の縁の楕円が印象的です。比叡山と鞍馬山が発するダイナミックな「気」の循環を、二つの山頂を極とする楕円ループになぞらえているそうです。上下二つのライトは、比叡山と鞍馬山をイメージしています。楕円が目立つ先頭部以外は通常の箱型の車体ですが(側面の扉の窓も、楕円となっています)、緑がベースになっています。
(追記1)
叡山電鉄は9月29日、2018年春デビュー予定の新しい観光用車両の愛称を「ひえい」と発表しました。
(追記2)
「ひえい」は2018年3月21日にデビューします。冬の間運休していた叡山ケーブル等が春になって運行を始める日に合わせました。「ひえい」は火曜日を除く毎日、日中に走ります。平日は約40分間隔、休日は約45分間隔で走ります。なお、「ひえい」は運賃だけで乗車できます。
(参考:京阪ホームページ http://www.keihan-holdings.co.jp/news/upload/2017-03-30_%E2%91%A2eiden.pdf、京都新聞ホームぺージ http://kyoto-np.co.jp/economy/article/20170330000157、叡山電鉄ホームぺージ https://eizandensha.co.jp/wp-content/uploads/sites/2/2017/09/news_20170929.pdf、https://eizandensha.co.jp/wp-content/uploads/sites/2/2018/01/news_20180126.pdf)
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