「やくも」に新型車両
国鉄時代からある振り子式車両、381系は中央西線、紀勢線、伯備線で走っていましたが(一時期は北近畿地区でも走っていました)、中央西線と紀勢線は置き換えられ、今走るのは伯備線のみ。国鉄型特急電車が走っている列車にはほかに「踊り子」がありますが、こちらには置き換え計画があり、どうやら伯備線が最後に国鉄型特急電車の走る線区になりそうです。
しかしその伯備線にも、新型車両への置き換え計画があります。2022年度をめどに投入するようです。
それでは、どのような車両が入るのでしょうか? JR西日本で同じ振り子式の381系が走っていた紀勢線は、287系などの振り子式以外の車両に置き換えられました。スピードが遅くなりました。ただ、伯備線に関しては期待が持てるようです。ほかのJRでは導入されている車体傾斜式を借りて実験するほか、JR西日本も持っている制御付きの振り子式車両も候補に挙がっているようです。
車両の投資に係る金額は全額JR西日本が負担しますが、時間短縮のために線路などを改良する場合は、地元自治体との間で協議を行うとのことです。
(追記)
7月13日から、JR四国の8600系が伯備線を走っています。後継車両導入にあたっての実験の一環でしょうか?
(参考:山陰中央新報 2017年5月19日、鉄道ホビダス http://rail.hobidas.com/rmn/archives/2017/07/jr8600_4.html)
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