木次線の高速化構想があった?
極めて利用者の少ない木次線。よく廃止にならずに我慢している、というのが正直なところで、いつ廃止になっても文句が言えないような利用状況です。
ところが、10年以上も前の2006年のことですが、木次線を高速化するという構想がありました。その構想を出したのは、広島商工会議所。道州制移行をにらんで、中国州あるいは中四国州の州都を目指す広島を中心とする交通網のひとつとして出されたものです。どういう方法で高速化を目指すのかはわかりませんが、芸備線と木次線を高速化し、広島と松江を高速で結ぶのでしょうか?
もっとも、松江道が開通した現状においては、広島と松江の公共交通は高速バスに任せればよく、わざわざ鉄道を高速化する意味はないでしょう。鉄道が効果を発揮するのは三次までです。
(参考:Wayback Machineホームぺージ http://web.archive.org/web/20060214031240/www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200601270090.html)
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