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阪神、5500系をリニューアル

 阪神には普通車両用とそれ以外用の2種類の車両があります。

 このうち、普通車両用5500系は、阪神・淡路大震災で被災した車両の代替車両として登場しました。2000年までに9編成36両がつくられ、2010年にマイナーチェンジ車として5550系1編成が追加されました。しかしその5500系も、1995年の製造初年から20年以上を経過しています。そこで阪神は5500系のリニューアルを図り(2010年製造の5550系はリニューアルの対象外です)、5月2日から営業運転を開始します。

 それでは、今回のリニューアルの内容とはどういうものでしょうか? バリアフリー設備については、車椅子・ベビーカースペースを増設します。現在1編成のうち、2両しかなかったのですが、4両ともに設置されることになります。また、最新型の5700系で好評の扉個別開閉機能等のサービス設備を取り入れます。外観も多少変わります。青を基調としたツートンカラーには変わりありませんでしたが、塗り分け位置や扉部分の配色を変え、リニューアルされた車両であることが一目でわかります。青い部分が増えますが、扉はすべて白くなります。液晶ディスプレイ式車内案内表示器も備えられ、5700系ですでに提供している停車駅などの情報に加えて、遅延発生などの列車運行情報の提供も行う予定です(列車運行情報の提供は5700系でも行う予定です)。

 5500系のリニューアルは、2017年度においては2編成8両のみに留まりますが、その後も順次、行う予定です。
(参考:阪神ホームぺージ http://www.hanshin.co.jp/company/press/pdf/20170427-5500press.pdf、レスポンスホームページ https://response.jp/article/2017/04/28/294110.html、マイナビニュース http://news.mynavi.jp/news/2017/04/27/222/)

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