2040年度のJR四国の需要見通し
JR四国の現在の利用状況についてはつい先日、記事にしたばかりですが、将来はどのようになるのでしょうか? 四国運輸局は2040年度の各路線の需要見通しをまとめました。
どこの路線も2015年度に比べて約1~4割の幅で減っていますが(平均17.0%減)、減りかたには違いがあります。減りかたが少ないほうから順に並べると、予讃線、徳島線、瀬戸大橋線、高徳線、土讃線、牟岐線、内子線、鳴門線、予土線となります。比較的利用者が多い予讃線のような幹線は比較的減少度合いが小さく、予土線のような過疎のローカル線のほうが減少度合いが大きいのかもしれません。
人口が減少すると鉄道の利用も減りますが、地方でも県庁所在地のようなそれなりの規模のところだと、その度合いは小さくなります。そういうところはじり貧にならないように、さらなる高速化を目指すことも求められます。反対に、利用者の少ないところは、JRで維持する必要はなく、「名誉ある撤退」を考えたほうがよいのかもしれません。
(参考:高知新聞ホームぺージ https://www.kochinews.co.jp/article/100635/)
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