JR西日本、夜行列車の個室をイメージしたカプセルホテルをつくる
JR西日本は2月に、カプセルホテルの運営を行うファーストキャビン社との合弁会社を設立しました。その合弁会社が、「ファーストキャビンステーション」という新ブランドで(ブランドロゴも用意されています。列車をモチーフにし、色はブルートレインをイメージさせる濃紺となっています)、夜行列車の個室をイメージしたカプセルホテルの運営を始めます。
今のところ、2か所で開業する予定です。ひとつは大阪市阿倍野区のファーストキャビンステーションあべの荘、JR西日本の福利厚生施設をリノベーションします。天王寺が最寄りで約120キャビンを予定しています。もうひとつは和歌山市のファーストキャビンステーション和歌山駅、ホテルグランヴィア和歌山の宴会場の一部をリノベーションします。和歌山が最寄りで約70キャビンを予定しています。いずれも2017年秋開業予定です。
(追記1)
ファーストキャビンステーション和歌山駅は2018年8月1日に開業します。
(追記2)
2020年4月にJR西日本が発表した内容によれば、ビジネスホテルが大幅に増えたことから当初の計画通りの収益を挙げることができず、法人を解散させることにしました。店舗も一部を除いて閉鎖されます。
(追記3)
そのファーストキャビン社など5社は2020年4月24日、東京地裁に破産を申請しました。5つある直営店舗は営業を終了します。FC店舗は新型コロナウイルスの収束後に営業を再開するものもあるようです。
(参考:JR西日本ホームぺージ https://www.westjr.co.jp/press/article/2017/05/page_10429.html、https://www.westjr.co.jp/press/article/2017/05/page_10439.html、https://www.westjr.co.jp/press/article/2018/05/page_12357.html、https://www.westjr.co.jp/press/article/items/200416_00_JRFC.pdf、日本経済新聞ホームページ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO58462860U0A420C2XQH000/)
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