琴電も全国主要ICカード利用可能に
香川県の琴電は、独自のICカード、「IruCa」が使えます。しかし、「IruCa」は独自のICカードで、ほかの鉄道会社では使えませんし、「ICOCA」などほかのICカードを琴電で使うこともできません。
ところが、その琴電で「ICOCA」、「Suica」などほかの交通系ICカードが利用できるようになるのです。2018年春からの予定で、ビジネスや観光で香川を訪れた人には便利になります。
琴電で主要交通系ICカードを利用できるようにするためには、「IruCa」のシステム改修が必要です。8.37億円かかりますが、国が1/3を助成し、香川県や沿線の3市4町も支援します。高松市は3月の段階で、2016年度3月補正予算案に必要な費用を計上しています。議会で予算案の議決がされた後で実行に移されます。琴電は鉄道以外でも空港リムジンバスなどに利用対象を拡大する予定です。なお、「ICOCA」等、「IruCa」以外のICカードでは、乗継割引などの特典は使えません。
(追記1)
2018年春から琴電でも主要交通系ICカードが使えるようになりますが、バスは利用できません。
(追記2)
2019年3月2日からは、バスでも交通系ICカードが利用できるようになります。
(参考:日本経済新聞ホームぺージ http://www.nikkei.com/article/DGXLZO14177490W7A310C1LA0000/、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/78640、琴電ホームページ http://www.kotoden.co.jp/publichtm/bus/new/2019/ic_card_kaishi/index.html)
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