「新たな長距離列車」は117系の改造?
JR西日本が豪華寝台列車だけではなく、気軽に、自由に利用することのできる「新たな長距離列車」を導入するということは以前にも記事にしましたが、その続報です。
この「新たな長距離列車」の運行開始時期はまだ決まっていませんが、2020年夏までに運行を開始する予定です。運行区間はどこか1か所に固定せず、時季によって複数の区間を運行する予定で、一例として京阪神から山陰方面、京阪神から山陽方面が挙げられています。117系を改造するので、非電化区間や交流電化の区間に乗り入れることができません。6両編成の予定で、各車両とも違う接客設備を備えています。1列+2列のグリーン車、グリーン個室、2列+2列の普通車、コンパートメントの普通車、フルフラットシート(「ノビノビ座席」)、そして歓談や食事が自由にできるフリースペースです。定員は100人前後です。また、値段は「サンライズ出雲」等を参考にして、1泊2日で数千円から2万円台までを想定しているようです。臨時列車扱いかツアーかはわかりません。なお始発駅や途中駅において、美味や美酒等の販売を検討しています。
「新たな長距離列車」のデザイナーも決まっています。えちごトキめき鉄道の「雪月花」でも実績のある、川西康之氏です。
(参考:JR西日本ホームぺージ https://www.westjr.co.jp/press/article/2017/06/page_10635.html、東洋経済ONLINE http://toyokeizai.net/articles/-/177152、神戸新聞NEXT https://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201706/0010299467.shtml)
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