秋田の貨物線に旅客列車が走る?
秋田駅のひとつ青森寄り、土崎駅からは海のほうに貨物線が伸びています。
この秋田港まで伸びる貨物線に旅客列車を走らせるという構想があるようです。JR東日本秋田支社と秋田県がこの貨物線を活用して、クルーズ船で秋田に来た観光客向けに旅客列車を走らせるようです。早ければ8月上旬の竿燈まつりでの運行を目指しています。駅は秋田港に設置するようです。
今後、どのような車両を使うか、運賃をいくらにするか、クルーズ船以外の客も利用できるようにするかを検討するようです。
(追記1)
6月30日、JR東日本秋田支社、秋田県、秋田市は、8月3~6日の竿燈まつりに合わせて、秋田-秋田港間(8.9キロ)にクルーズ客向けの臨時列車を走らせることを発表しました。
4両編成のディーゼルカーを使い(男鹿線用のキハ40、キハ48を使います)、所要時間は約15分。8月3~5日は1日1往復、大型豪華客船のダイヤモンド・プリンセスが就航する8月6日は1日2往復します。朝もしくは昼に秋田に向かい、夜に秋田港に戻るダイヤです。秋田港での乗降は、タラップにて行います。
国からの補助も受けて秋田港に旅客用のホームを整備する方針で、2018年度以降も継続して運行する見込みです。
(追記2)
秋田港の駅は、クルーズ船の停泊する中島埠頭から600メートルのところにあります。埠頭と駅との間は、バスで運びます。
(参考:秋田魁新報ホームぺージ http://www.sakigake.jp/news/article/20170524AK0007/、http://www.sakigake.jp/news/article.jsp?kc=20170722AK0003、産経ニュース http://www.sankei.com/region/news/170701/rgn1707010038-n1.html、JR東日本秋田支社ホームぺージ http://www.jreast.co.jp/akita/press/pdf/20170721-5.pdf、「鉄道ジャーナル」2018年10月号 鉄道ジャーナル社)
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