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那覇-本部間に高速船?

 沖縄本島内でも、南北の移動では、結構時間がかかります。決して北の端とは言えない本部まででも、那覇からはバスで約2時間かかってしまうのです。しかし、高速船を使えば、速く行くことができるようです。約40分短縮することができるようです。

 なぜ高速船を使う構想が出ているのでしょうか? 実は国は5月16日に、沖縄県の観光振興のために行う2017年度の事業をまとめた、「沖縄観光ステップアップ戦略2017」を策定していたのです。沖縄県が3月に、2021年度までに達成することを目指している年間の観光客数を1000万人から1200万人に増やしました。それを受けて国がつくったのが「沖縄観光ステップアップ戦略2017」であり、そこに那覇と本部を結ぶ高速船の導入が明記されているのです。

 まだ具体的な動きはありませんが、6月中には公募を行うようで、そのうち具体的な話が明らかになることでしょう。

(追記)
 第一交通産業のグループ会社は2019年4月13日から、那覇-本部間に高速船を運航します(4月中旬から11月中旬までの運航)。那覇から北谷、恩納を経由して本部までを2時間20分で結びます。1日2往復し(このほかに通勤通学用に那覇-北谷間を1日1往復します)、那覇-本部間の運賃は2500円です。
(参考:時事ドットコム http://www.jiji.com/jc/article?k=2017051601011&g=eco、第一交通産業ホームページ http://www.daiichi-koutsu.co.jp/group/gaiyou/data/pdf/h31topics/190313daiichi-marine.pdf)

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