阿武隈急行の車両更新について
福島と槻木を結ぶ阿武隈急行。18両(9編成)ある、現在の主力の8100系は、1988年に購入されたもの。しかし、この8100系、老朽化しています。2022年度から順次引退する方針です。
当然ながら代替となる車両が要ります。代替の車両の更新は2018年度からに前倒しするという話もあります(その場合は1編成2両を更新します)。お金も要ります。阿武隈急行はその費用を約40億円と見込み、沿線自治体に支援を求めています。10億円もの累積赤字があるため、40億円もの大規模な投資を自前で行う体力がないのです。すでに沿線の市の中には支援を行う考えのところもあり、国も1/3の補助が出るようです。
(追記)
新型車両はAB900系と言います。2019年3月に完成し、2019年7月ごろから営業運転を始めますが、E721系に似ているように見えます。10編成20両を投入する予定です。
(参考:福島民友ホームぺージ http://www.minyu-net.com/news/news/FM20170613-179839.php、http://www.minyu-net.com/news/news/FM20180702-285019.php、福島民報ホームぺージ http://www.minpo.jp/news/detail/2017070342998、河北新報ホームぺージ http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201706/20170616_12041.html、「鉄道ジャーナル」2018年9月号 鉄道ジャーナル社 )
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