JR四国、客室乗務員を廃止
JR四国では、車掌ではなく、客室乗務員が車内での案内や改札などを行うものもあります。客室乗務員は車内での改札、切符の販売、車内放送のほか、ドアの開閉、緊急時の車内誘導なども行います。しかし、車両の連結や誘導などの運転に関する業務を行わないのが車掌との違いです。主な乗務列車は高松-宇多津間の特急「うずしお」、「いしづち」、「しまんと」、高松-児島間の快速「マリンライナー」です。
客室乗務員を採用するようになったのは、経費を抑えるため。客室乗務員は契約社員なので、正社員主体の車掌よりコストが安いのです。しかし最近の景気回復で人材不足となりなかなか人が集まらず、しかも客室乗務員は日中の勤務のため、車掌の勤務時間が早朝や深夜に偏ってしまうなどの問題が起こっています。そこで、JR四国は客室乗務員の制度を2017年度限りで廃止することにしました。約8年で客室乗務員の制度が終わることになります。
客室乗務員は女性ばかり13人、正社員の採用試験を受けるように勧めるとともに、再就職先のあっせんをあっせんします。現在客室乗務員が乗務している列車は、車掌が担当することになります。
(参考:徳島新聞ホームぺージ http://www.topics.or.jp/localNews/news/2017/06/2017_14987836696205.html)
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Comments
人集めと人件費、難しいバランスですねぇ。。
今月末に四国へ行く予定ですので、客室乗務員の仕事姿を見る最後の機会になりそうです。
Posted by: ▲ 飛遊人 | 2017.07.01 09:28 PM
▲ 飛遊人さん、おはようございます。
* 人集めと人件費、難しいバランスですねぇ。。
最初の目論見が外れてしまったようです。
Posted by: たべちゃん | 2017.07.02 06:53 AM