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復活した淡路島に向かう船、利用振るわず

 この夏、関空と深日港(大阪府岬町)から淡路島の洲本港に向かう航路が復活しました。果たしてこれらの航路は使われているのでしょうか?

 どうやら、両方とも、うまくいっていないようです。6月25日に運航を開始した深日-洲本間航路は、運航開始から1か月の乗客数の合計が2017人でした。1日当たりにすると約70人です。1便当たりにすると8.8人です。また、7月9日に運航を開始した関空-洲本間航路は、運航開始から約2週間の乗客数の合計が約600人。1日当たりにすると約37人です(船の運航会社としては、1日当たり約200人の乗船が目標のようです)。採算ラインが公表されていないので正確な判断はできないのですが、厳しい状況です。深日-洲本間航路は日や便によってばらつきが大きく、休日の早い便は満席(定員は68人)になることもありますが、平日の昼間は0人のこともあったようです(岬町としては、平日でも2桁の利用はほしいようです)。利用者層で特徴的なのは、サイクリング愛好者たちによるグループでの乗船です。

 ただ、暗い話ばかりではありません。お盆の時期には1便当たり22.3人と増えていました。明るい兆しはあるようです。
(参考:産経WEST http://www.sankei.com/west/news/170727/wst1707270023-n1.html、MBSホームぺージ http://www.mbs.jp/news/kansai/20170825/00000062.shtml)

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