消えていく駅の水飲み場
かつて駅のホームにあった、水飲み場。鉄道会社によって違いますが、全体としては減少傾向にあります。
JR東日本は、いたずら防止とホーム上の導線確保を目的として、この6年間で約50か所の水飲み場を撤去しました。正直言って管理が必要で、お金を生み出さない水飲み場より、自販機のほうが儲かるでしょう。今後も駅の改修に合わせて撤去を進めていく方針です。
東京メトロは、他社が管理する分を除いて、2018年5月までに全廃します。2015年1月時点では198か所もありましたが、急に消えていったのです。水飲み場を廃止する理由として東京メトロは、自販機の普及により利用者が減っていることを挙げています。かつてはウォータークーラータイプのものもありましたが、2014年度に全廃されています。
これとは反対に、東京都交通局は、水飲み場を撤去することはしないようです。駅が公共の場であることを理由にしています。それどころか、車椅子の利用者でも使うことができるように、改良をしています。東武鉄道も廃止の考えはありません。
中には、名古屋鉄道のように元から水飲み場がなかったり、JR東海のようにO157が問題になったときに撤去したりしたところもあります。近鉄のように駅に上を向いて水が出る蛇口があるものの、水飲み場として認識をしていないところもあります。
(参考:「鉄道ファン」2017年10月号 交友社、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/76376/)
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