京阪バスにも年1回の路線、京都-学研都市間直通バス新名神経由に、松井山手-久御山間にバス
京阪バスグループについての話題をいくつか。
10月1日に山科営業所においてダイヤ改正を行います。この改正で、山科駅-藤尾・小金塚-大津京駅間を結ぶ47系統が大きく変わります。これまで毎日運行していたのですが、ダイヤ改正後は年1回、10月1日のみの運行となります。そのダイヤは山科駅10:00発大津京駅10:19着、大津京駅10:27発山科駅10:50着です(行きと帰りとでは経由地が異なります)。JR西日本の湖西線が頻繁に走っている区間ですが、バスの世界では年1回だけのレアな路線になります。なお、47系統の西半分、山科駅-藤尾・小金塚間に関しては、補完系統として48系統を運行します。
京阪バスは奈良交通と共同で、京都-けいはんな学研都市間に直通バスを走らせています。実証運行というかたちで運行しているのですが、さらに1年間延長され、2018年9月30日まで走ることになりました(1便当たり30人の利用があれば、実証運行ではなく、本格的な継続運行になります)。利用者の増加につなげるため、3000枚限定で、京阪バス、奈良交通両方に利用可能な共通回数券も発売します。10月2日からは運行経路が変わります。新名神経由になり、所要時間が約5分短縮されます。運賃は変わりません。
さて話は変わってこちらはこれから運行を始めるバス。京都府久御山町は鉄道がない町。近鉄大久保駅、京阪淀駅・中書島駅へのバス路線が鉄道駅へのアクセスです。2018年3月からは、これに新たな路線が加わるようです。行先は松井山手駅。町の南側に行くバスは初めてのようです。「まちの駅クロスピアくみやま」のバスターミナルから町内の工業団地、京都岡本記念病院を経由し、第二京阪の側道を通って松井山手駅に至ります。八幡市内の工業団地も通ります。町内の企業で働く人へのアクセスとなることを期待しているようで、ある程度の公的補助も考えているようです。
(追記)
京都とけいはんな学研都市を結ぶバスはあまり振るわず、定員50人のところ平均で19人しか乗っていません。しかし、それでも2018年10月1日から正式な営業運行に入ります。
(参考:京阪バスホームぺージ https://www.keihanbus.jp/news/sysimg/00256/link_kJwfp.pdf、https://www.keihanbus.jp/news/sysimg/00255/link_epQcI.pdf、https://www.keihanbus.jp/news/pdf/ks3jEP8njsm4MQez.pdf、京都新聞ホームぺージ http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20170920000070、https://www.kyoto-np.co.jp/economy/article/20180828000031)
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Comments
山科側の藤尾は山の向こうですが大津市です。路線バスでバイパスのトンネルを抜ける方は居ないということなんでしょうね。
R161バイパスを自分の車でかっ飛ばすか、JRの山科駅はちょっと遠いのですが京阪電車京津線があるので特に不便に思う方は居らっしゃらないのでしょう。
Posted by: Kinoppi☆ | 2017.09.28 08:51 PM
Kinoppi☆さん、こんばんは。
* R161バイパスを自分の車でかっ飛ばすか、
本文にも書きましたが、山科との間のバスはそれなりにありますので、そう問題にはならないのでしょう。
Posted by: たべちゃん | 2017.09.29 09:32 PM