瑠璃色とハマナス色の「いなほ」
羽越線の特急「いなほ」は、E653系の7両編成が使われています。もともと走っていた常磐線から羽越線に移ったときに、大幅にデザインが変えられました。カラーリングのキーワードを「夕日・稲穂・海」とし、日本海に沈む夕日をイメージしています。
ところが、「いなほ」等に使われるE653系のうち2編成について、違う色に塗られることになりました。U106編成は瑠璃色一色に塗られます。沿線に広がる海の色であり、海に映り込む空の青さ、沿線の山並みの緑も取り込んでいます。10月27日から運行を開始します。新潟10:58発の「いなほ3号」、酒田15:57発の「いなほ12号」が最初の列車です。2本とも、村上-府屋間で記念のポストカードの進呈があります。続いて12月中旬に出場する予定なのは、U107編成のハマナス色。これも一色に塗られます。羽越線沿線の海岸線に自生する、ハマナス。そのハマナスの色を反映させたものです。
これら2つの一色塗りのE653系は、従来のデザインの車両と共通で運用され、快速「らくらくトレイン村上」にも使われます。ほかの線区を走る臨時列車、団体列車にも使われることがあります。
(追記1)
このデザイン変更は、羽越エリアの利用促進を狙って行われるものです。新潟県と山形県庄内地域で2019年にデスティネーションキャンペーンが行われるのです。
(追記2)
ハマナス色の「いなほ」は12月29日にデビューします。新潟14:11発の「いなほ85号」が最初の列車です。
(参考:JR東日本新潟支社ホームぺージ http://www.jrniigata.co.jp/press/inaho.pdf、http://www.jrniigata.co.jp/press/20171221HAMANASUINAHO.pdf、乗りものニュース https://trafficnews.jp/post/78867、railf.jp http://railf.jp/news/2017/10/28/202000.html)
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