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東北アクセス、仙台線全便を特急化、角田線を新設

 2016年12月に常磐線相馬-浜吉田間が復旧し、福島交通と宮城交通による、相馬-仙台間の高速バスは廃止されました。しかし、この区間にはもう1社、高速バスを運行している会社があります。東北アクセスという会社なのですが、その後どうなったのでしょうか?

 東北アクセスは南相馬と仙台を結ぶ仙台線について、4月1日に大規模なダイヤ改正を行っていました。それまで国道6号線で山元町役場などを経由する便がありましたが、すべて南相馬インターチェンジから高速道路を走る、特急便となりました(ただし、特急料金は不要となります)。相馬のバス停も、相馬インターバスターミナルに移りました。5月1日からは2往復がイオンモール名取に乗り入れています。現在の南相馬・相馬-仙台間の便はイオンモール名取を経由するのを含めて1日12往復、原ノ町駅前-仙台駅東口間の所要時間は最短105分、相馬インターバスターミナル-仙台駅東口間の所要時間は最短60分です。運賃は南相馬市内-仙台間が片道1300円、相馬インターバスターミナル-仙台市内間が1100円です。回数券や定期券の設定もあります。

 東北アクセスには角田市内に、宮城営業所があります。これを利用した路線もあります。角田線といい、4月1日に運行を開始しました。角田と仙台を結びます。角田を朝に出て、夜に戻ってくるという1日2往復で、所要時間は60分、片道運賃は800円です。こちらも回数券や定期券の設定があります。
(参考:東北アクセスホームぺージ http://www.touhoku-access.com/)

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