「おれんじ食堂」に低価格プラン?
肥薩おれんじ鉄道の観光列車、「おれんじ食堂」。沿線の食材をふんだんに使った本格的なレストラン列車です。運行を始めて今年で5年目となります。
ところが、同じようなレストラン列車は各地に増えました。肥薩おれんじ鉄道によれば、レストラン列車は全国で20以上になり、「おれんじ食堂」の乗車率は減っています。「おれんじ食堂」は朝食でも9500円、ランチやディナーになると21000円となります。レストラン列車としては高級な部類です。こうなると地元の客は望めず、良いものを求める遠方からの観光客を当てにすることになります。ただ、先ほども述べたとおり、同様の列車が多くなったことから乗車率が低下しています。
そこで肥薩おれんじ鉄道は、沿線住民にも楽しんでもらうように、料理を簡素化して比較的低価格でも利用できるプランを設定することを考えています。これまで「おれんじ食堂」は沿線人口が少ないことから高級路線を取っていましたが、方向を転換することを考えているようです。質を下げることはしないものの、地元の人も使えるようにするのです。
(参考:西日本新聞ホームぺージ https://www.nishinippon.co.jp/nnp/kumamoto/article/361343/)
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