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「SLばんえつ物語」、高架化された新潟駅に乗り入れできない?

 磐越西線の観光列車、「SLばんえつ物語」。新潟-会津若松間を結びます。しかし、この「SLばんえつ物語」、2018年春に新潟駅の在来線ホームが高架化されることによって(これにより、上越新幹線と「いなほ」の同一ホームでの乗り換えが実現します)、乗り入れることができなくなってしまうのです。なぜでしょうか?

 理由は2つあります。ひとつは新潟駅に向かう勾配は急勾配で、老朽化したSLには負担が大きいこと。そしてもうひとつは在来線ホームは全体を大きな屋根で覆うため、SLから出る煙の逃げ場がなくなって煙が駅構内に充満することです。「SLばんえつ物語」は運行開始当初のように、新津発着とします(新潟発着になったのは、上越新幹線との接続を考慮してのようです)。

 ところが、2018年春の段階でも新潟駅のすべての在来線ホームが高架になるわけではありません。2021年に高架化が完成するまでは、1番のりば、8番のりば、9番のりばは地平のまま残るのです。ここを使えばよいのではないかと思われますが、そううまくはいきません。というのも、1番のりばは越後線などが使います。8番のりば、9番のりばは高架化に伴う仮設ホームで、頭端式です。しかも、7両までしか対応できません。「SLばんえつ物語」は客車7両とSL1両の組み合わせなので、無理なのです。また、営業開始前が新潟駅に入線するとき、及び営業運転を終えて回送となって出ていくときは、電気機関車を連結します。その電気機関車の待機場所を確保することができないという問題点もあるようです。

 地元篠田新潟市長は「SLばんえつ物語」の新潟駅乗り入れの継続を求めています。しかし、SLが新幹線停車駅に入ってくるのは絵にはなるのでしょうが、うまくはいかないのでしょう。JR東日本としても悩んだのかもしれませんが、乗り換えさせるのは面倒で、わかりにくいです。新潟-新津間は前後に電気機関車をくっつけて走る方法もあるかもしれませんが、検討の段階ですでに没になっているのかもしれません。
(参考:マイナビニュース http://news.mynavi.jp/series/railwaynews/089/)

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