大井町線、急行を7両編成化&2018年3月に新車導入、ダイヤ改正
慢性的に混雑する田園都市線をカバーする存在としてクローズアップされているのが、大井町線。利便性向上のため、2008年3月から急行を運転しています。
しかしその急行も多くの人が利用し、混雑しています。運行を開始した2008年度と比べると、大井町線の1日平均輸送人員は、約40万人から約50万人と、20%近く増えています。そこで東急は、以前にも書いたとおり、6両編成から7両編成に増強します。7両編成化は11月4日から行い、2018年3月に完了します。2018年3月にはダイヤ改正を行います。朝ラッシュ時において、急行の運転本数を増やし、混雑の緩和を狙います。日中は各停を増発します。
急行の本数増加に対応するため、新車も投入します。2018年春に6020系を2本(14両)投入します。6020系は、田園都市線に投入する新型車両、2020系と同じように、車内には空気清浄機を設置し、座席は背もたれの高いハイバック仕様としています。ドア上のデジタルサイネージでは、ニュースや天気予報などの情報サービスを提供します。外国語での案内も行います。フリースペースを拡大し、バリアフリーに対応させます。
東急ではホーム上の安全対策として、ホームドアの設置を推進しています。大井町線においては、2017年度に荏原町と九品仏でホームドアの使用を開始します。荏原町1号踏切や緑が丘3号踏切では、立体的に障害物を検知することのできる、3D式踏切障害物検知装置への更新を行います。
(追記)
東急のダイヤ改正は2018年3月30日に行われます。
大井町線においては、朝ラッシュ時の急行列車を増発し、12分間隔から約9分間隔になります。朝ラッシュ時においては急行列車の割合が増えるので、終点まで抜かれずに先着する各駅停車がなくなります。
日中においても、平日は10~15時台、休日は10~19時台の各駅停車が毎時2本ずつ増えます。
(参考:東急ホームぺージ http://www.tokyu.co.jp/company/news/list/Pid=post_5.html、http://www.tokyu.co.jp/image/news/pdf/71d1533d5bd0768ff0e7a950130571e10b45465e.pdf)
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