根室線代行バス、12月から一部をサホロリゾート前経由に
根室線東鹿越-新得間は2016年の台風による被害で、2017年3月28日からバスによる代行輸送を続けています(東鹿越-落合間はその前から)。この根室線の代行バスですが、12月1日にダイヤ改正を行います。
現在代行バスは、下りが東鹿越→新得の4本、上りが新得→東鹿越の5本と落合→東鹿越の1本の合わせて6本です。これが12月1日以降は、下りが2本増え、下りが東鹿越→新得の5本と富良野→新得の快速便1本の合わせて6本、上りが新得→東鹿越の5本と落合→東鹿越の1本の合わせて6本です。下りに追加される快速便(富良野11:02発新得12:50着)は、富良野-新得間を幾寅のみに停まるもので、滝川9:42発の9627Dから接続を受け、新得12:57発の2427Dに接続します。また、下りでもうひとつ追加される東鹿越15:13発に関連して、根室線も増発がなされます。富良野14:19発東鹿越15:04着です。
話題はもうひとつあります。根室線の代行バスは、落合-新得間はJRから外れて主に国道38号を走ります。1966年に廃止された根室線の旧線に近いところを走ります。この旧線に近いところにあるのが十勝サホロリゾート、代行バスは快速便など一部を除いて下り4本、上り5本の合わせて9本がサホロリゾート前にも停まります。
サホロリゾート前を経由する便は十勝サホロリゾートの無料送迎バスとしての役割もあります。そのため、富良野方面-サホロリゾート前間を利用する人は富良野方面-落合間の運賃を払えばよく、サホロリゾート前-帯広方面間を利用する人は新得-帯広方面間の運賃を払えばよいのです。落合-サホロリゾート前間もしくはサホロリゾート前-新得間のみを利用する人は無料です。サホロリゾート前で乗降しない人は通常通り、発駅から着駅までの運賃が必要です。なお、十勝サホロリゾートの施設内では切符の販売はいたしませんので御注意ください。
(参考:JR北海道ホームぺージ https://www.jrhokkaido.co.jp/press/2017/171108-1.pdf、レスポンスホームページ https://response.jp/article/2017/11/08/302251.html)
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