南阿蘇鉄道は上下分離に
熊本県の第三セクター、南阿蘇鉄道(17.7キロ)は2016年4月の熊本地震で大きな被害を受け、今なお半分以上の区間(立野-中松間、10.5キロ)で運休を続けています。
この残った区間も国がほとんどのお金を出して復旧させる予定ですが、国のお金を使ってまたすぐに経営が成り立たない状態では意味がありません。国としてはせめて復旧しても安定的に運営してもらわないといけないのです。
そこで熊本県等の関係自治体は、南阿蘇鉄道が全線を復旧させた後、上下分離にすることを10月31日に開かれた会合で決めました。鉄道の運行は南阿蘇鉄道が引き続き行いますが、線路や土地は地元自治体が保有します。財政負担の割合はこれから決めますが、全線復旧後も確実に鉄道を運営することができるようにするのです。
(参考:産経ニュース http://www.sankei.com/region/news/171101/rgn1711010019-n1.html)
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