「名阪まる得きっぷ」発売終了
近鉄で名古屋と大阪の間を行き来する人に欠かせないきっぷが、「名阪まる得きっぷ」。本来は5枚か10枚つづりの回数券なのですが、金券ショップでばら売りされています。しかしこの「名阪まる得きっぷ」、12月30日をもって発売を終了します。発売を終了しても、3か月の有効期間中は引き換えて「アーバンライナー」等に乗車することができます。
それでは、「名阪まる得きっぷ」亡き後、名阪間の移動はどうすればよいのでしょうか? やはり、インターネットでの購入を勧めています。現在、「アーバンライナー」の発車前には、近鉄名古屋や大阪難波などの特急券窓口は大混雑します。「名阪まる得きっぷ」を引き換える客です。インターネットで予約すれば、それを横目に見ながら乗ることができます。行列にイライラしなくても済みますし、駅で弁当などを買う余裕もできます。近鉄の目論見通りインターネットで購入してくれたら、窓口を縮小することもできます。
インターネットでの購入を後押しする動きもあります。名阪間限定で「名阪特急チケットレス割引キャンペーン」を行うのです。2018年1月10日から3月31日までに名阪間(近鉄名古屋-鶴橋・大阪上本町・大阪難波間)の特急券をチケットレスサービスで購入し、同期間中に乗る場合、特急料金が280円安くなり、1620円になります(子供は対象外です)。運賃を足し合わせると、通常4260円のところが、3980円になります(ただ、「名阪まる得きっぷ」のばら売り価格に比べると500円ぐらいは上がるので、もっと強力な割引が求められるところですが)。会員登録をすれば、特急券に交換することのできる「近鉄特急netポイント」も特急料金の1割分つきます。実質的に、特急料金が1割引きになるのです。「近鉄特急netポイント」がつかないものの、会員登録不要のサービスもありますので、この機会に検討するのもよいでしょう。
(参考:近鉄ホームぺージ http://www.kintetsu.co.jp/tetsudo/tetsudo_info/news_info/news0002253.html、http://www.kintetsu.co.jp/all_news/news_info/tikeresukyan.pdf)
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