熊本空港への鉄道構想
熊本の空の玄関、熊本空港。今は鉄道が走っていませんが、以前から空港への鉄道建設計画があります。2004年度から豊肥線三里木で分岐して、県民総合運動公園を経由して熊本空港に至るルートの整備を検討していましたが、初期投資の自治体負担が224億円以上もかかり、採算をとることができるほどの利用者がいないことがわかったので、2007年度に断念しました。現在の熊本空港への公共交通機関はバスで、熊本駅からは1時間ほどかかり、空港への道路はラッシュ時を中心に渋滞が激しいです。
ところがこの鉄道構想、再び出ているのです。沿線人口が増え(豊肥線沿線の菊陽町や大津町の人口が増えています)、空港が民営化されるので(国交省は2020年度に空港の民営化を行う予定です)、空港への鉄道の需要も増えると見込んでいるのです。全国的な傾向である、訪日観光客の増加も再検討をする要因です。
(参考:YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/economy/20171203-OYT1T50045.html)
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