南海高野線の復旧は2018年4月の予定
以前にも書きましたが、南海高野線高野下以南も運休したままとなっています。10月23日に上古沢駅で路盤の土砂流出が見つかったからです。その後、橋本と高野山を結ぶバスを運行しています。同じように被害に遭った南海本線は1か月ほどで複線での運転を再開しましたが、高野線のほうはこれまで運転再開の見込みが立っていませんでした。ところが、このほど運転再開予定時期が明らかになりました。2018年4月の予定です。
先ほども述べたとおり、南海は橋本駅前-高野山駅前間に代行バスを走らせていますが、2018年1月10日からルートの変更を行います。高野山の冬は寒く、雪も降ります。代行バスルートのうち大門-高野山駅前間については、降雪・凍結時の大型バスの運行ができません。そこで、代行バスのルートを橋本駅前-大門南間とします。大門南から金剛峯寺前までは別の代行バス(「高野山内代行バス」)が走ります。「高野山内代行バス」は途中の停留所でも乗降車できます(金剛峯寺前行きは下車、大門南行きは乗車ができます)。大門南-高野山駅間には代行タクシーを走らせます。乗り換えとなる大門南では、待合所などの整備を行います。
また、鉄道とバスを乗り換える橋本駅には、代行バスを待つ人のための待合所などを整備します。走行ルートの変更により代行バスが高野山駅に立ち寄らないため、ICカードを利用する人に対しては、橋本駅に処理機を置き、橋本駅で高野山駅での乗降車の記録を行います。
(参考:南海ホームぺージ http://www.nankai.co.jp/traffic/info/transfer.html)
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