南海、訪日客向けにスマホでの支払い導入へ、なにわ筋線の負担はJR西日本より高くても構わない
関空へのアクセスとして訪日外国人に使われるため、絶好調の南海。鉄道に乗るにはお金を出して切符を買う必要がありますが、南海はどうやら新たな支払い方法を導入することを考えているようです。
それはスマートフォン。2018年度中に導入するようです。専用アプリをダウンロードして、スマートフォンに表示された二次元コードを読み込んで決済する方法が考えられています。中国で急速に普及している電子決済サービス、「アリペイ」を導入することも考えているようです。
話は変わりまして、なにわ筋線の続報。総工費3300億円のうち、鉄道事業者であるJR西日本と南海は、合わせて1割の330億円を負担します。なにわ筋線の整備を行う関西高速鉄道に出資をするというかたちで行います(大阪府と大阪市も合わせて1割に当たる330億円を関西高速鉄道に出資します。国、大阪府、大阪市からの補助金は合計1620億円、残りの1020億円は関西高速鉄道が借り入れて、鉄道事業者が払う線路使用料で40年かけて返済します)。この鉄道事業者の負担ですが、南海のほうが路線長が長いことから、南海のほうが負担額が大きくなるようです。
(追記)
鉄道事業者の負担は、JR西日本が4割、南海が6割に決まりました。
(参考:東京新聞ホームぺージ http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2017122201002207.html、産経WEST http://www.sankei.com/west/news/171226/wst1712260049-n1.html、YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/osaka/news/20180331-OYO1T50014.html)
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