フェリーが運休なら町民と鍋パーティー
北海道の南西に浮かぶ奥尻島への交通機関は、航空機かフェリー。このうち、フェリーは11月中旬から翌年4月末まで1日1往復しています。対岸の江差との間を往復しています。
ところがこのフェリー、冬場は夏場に比べて悪天候で欠航しやすいのです。2017年で見ると、1月は7便、2月は4便が欠航しました。今シーズンも悪天候の日が多く、11月は8便が欠航し、12月も12日、13日と続けて欠航しました。欠航すると翌日まで待つか、函館との間を結んでいる1日1往復の航空機を利用しなければなりません。フェリーを待つなら、その間の宿泊費がかかり、待っている間はすることがなくて暇となります。
そこで飲食店や旅館関係者らでつくる奥尻島体験観光トライアル委員会が企画したのが、鍋パーティー。町民と一緒に鍋を楽しむのです。2018年1~3月に開かれます。フェリーの運休で延泊になってすることがなくなると、どうしても最後にマイナスの思い出が記憶に残ってしまいますが、有料とはいえパーティーに参加することで、最後の思い出を楽しいものに変えてほしいとの狙いがあるようです。
(参考:北海道新聞ホームぺージ https://www.hokkaido-np.co.jp/article/150875)
| Permalink | 0
「船」カテゴリの記事
- 宮島入島規制で船も大幅減便(2023.05.13)
- JR貨物が貨物船を所有(2023.05.04)
- 室蘭-青森間にフェリー(2023.02.23)
- 日通、北海道発着の危険品輸送に船と鉄道を組み合わせる(2023.02.04)
- 南海、泉北等、全駅でVisaのタッチ決済可能に(2022.12.08)
Comments