大阪市、今里筋線BRT運行計画を発表
大阪市営地下鉄今里筋線は今里より南にも伸ばす予定でした。湯里六丁目まで伸ばす予定でしたが、利用者数が見込めず赤字になるとして延伸の計画は進みませんでした。
そこで出てきたのがBRT。大阪市は需要喚起を目的とした社会実験として行います。そして7日に、2019年度から数年間かけて行われるその計画案が明らかにされました。
運行ルートは2つ。今里-杭全-あべの橋間(約6キロ)と、今里-杭全-湯里六丁目-長居間(約9キロ)です。BRTのバス停の間隔は1キロほどですが(通常のバスは400メートル)、杭全-あべの橋間、湯里六丁目-長居間には設置しません。BRTは各ルート1時間に3本ずつ走らせます(休日と早朝や夜間は1時間に2本ずつ)。大阪市内には道幅制限があるため連節バスは使用せず、巨額な費用が掛かる専用道もつくりません(既存のバス優先信号で速達性を図るようです)。通常の路線バスより定員の多い大型バスを使います。
なお、社会実験実施期間中も既存の並行路線バスは本数を維持します。
(参考:日本経済新聞ホームぺージ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24411120Y7A201C1AC1000/、MBSホームぺージ http://www.mbs.jp/news/kansai/20171207/00000068.shtml、カンテレNEWS https://www.ktv.jp/news/articles/cacc1e7bb503439a8b590ae665b9690a.html、朝日新聞ホームぺージ http://www.asahi.com/articles/CMTW1712082800001.html、大阪市交通局ホームぺージ http://www.kotsu.city.osaka.lg.jp/general/announce/w_new_info/w_new/list_h29_all/BRT_unnkoukeikakuan_sakutei.html、毎日jp https://mainichi.jp/articles/20180124/k00/00e/040/295000c)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
- 近鉄、2024年秋に新型一般車両を導入(2022.05.18)
- HC85系は7月1日の「ひだ1号」でデビュー(2022.05.17)
「大阪市高速電気軌道」カテゴリの記事
- 地下鉄の駅は防空壕になる?(2022.04.30)
- Osaka Metro中央線に新型車両(2021.12.10)
- 阪急、阪神、京阪は終夜運転、延長運転を行わず(2021.12.24)
- 緊急事態宣言でJR西日本や関西大手私鉄等が減便(2021.04.27)
- 近鉄の舞洲直通特急は見送りへ(2021.03.24)
「バス」カテゴリの記事
- BRTの整備費用は300億円(2022.05.20)
- 水陸両用バスに乗ってきました(2022.04.30)
- 広島市中心部の路面電車とバス、220円に(2022.05.04)
Comments