小倉-熊本間高速バス、新門司港まで延長
九州一の大都市、福岡を無視して、小倉と熊本とを結ぶ産交の高速バス、「ぎんなん号」。12月1日にダイヤ改正を行っていました。
今回のダイヤ改正の最大の変更点は、3往復全てが新門司港名門太平洋フェリーのりばまで延伸されること(運賃は小倉と同額です)。大阪南港-新門司港間は名門太平洋フェリーに乗り、新門司-熊本間は高速バスに乗り継ぐということができます。名門太平洋フェリーは1日2便ありますが、早いほうの1便のみ、バスにうまく接続します。大阪南港17:00発の1便に乗れば、新門司港に翌日5:30に着き、新門司港5:50発の「ぎんなん号」に乗って、熊本交通センターに9:48に着きます。反対に熊本交通センター11:30発の「ぎんなん号」に乗れば、新門司港に15:24に着き、そこから新門司港17:00発の1便に乗って、大阪南港に翌5:30に着きます。また、「ぎんなん号」は基山にも停まりますので、九州各地の高速バスに乗り換えることもできます。
また、途中の広川サービスエリアでの休憩時間を10分から30分に延長します。10分だとトイレ休憩ぐらいしかできませんが、30分だと軽い食事や買い物もできます。
(追記)
ところがこの北九州と熊本を結ぶ「ぎんなん号」、利用が振るわなかったためでしょうか、2018年11月30日の運行をもって休止することになりました。
(参考:九州産交バスホームぺージ https://www.kyusanko.co.jp/sankobus_top/newinfo/20171201_02、https://www.kyusanko.co.jp/g_news/pdf/20180928_news_bs07.pdf)
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