東海道新幹線の4割はインターネットでの予約
新幹線などの鉄道は、航空機や高速バスなどほかの交通機関に比べて、インターネット予約の割合が低いとされていました。「みどりの窓口」が主要駅に整備されている(特に大都市近郊では、「みどりの窓口」がない駅のほうが珍しいです)こともあって、21世紀になっても鉄道の切符は駅の「みどりの窓口」で買うものだとされていました。
しかし、鉄道の世界も遅くはなりましたが、インターネットでの予約が進んでいるようです。20日にJR東海が明らかにしたことですが、28日から2018年1月4日までの年末年始の期間において、約4割がインターネットでの予約でした。これまではインターネット予約の割合は平均で3割と言われていましたが、9月に導入を開始した「スマートEX」でインターネットの利用率が上がったようです。ちなみに、年末年始における「スマートEX」からの予約の割合は5%程度のようです。
確かに、インターネットでの予約は慣れると便利です。事業者の立場で言えば、大量に同じような予約を受け付けるなら、インターネットで処理したほうがコストが安く、簡単です。正直言って、インターネットがなくても自動券売機で対応できる程度の、定型的な予約で人を使うのはもったいないです。インターネットでのサービスを充実させ、さらにインターネットでの予約を促す方向に向かうことでしょう。
(参考:中日新聞ホームぺージ http://www.chunichi.co.jp/s/article/2017122090204509.html)
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