「きりしま」もワンマン運転へ、一部観光特急休日のみの運転へ
JR九州はこの春のダイヤ改正で、人件費の圧縮を目的に、日豊線(大分-宮崎空港間)の一部特急に車掌を乗せないワンマン運転を行いました。それなりに距離のある区間での、本格的なワンマン運転特急です。このワンマン運転の特急、以前にも簡単に触れたところですが、拡大されるようです。新たにワンマン化されるのは、宮崎-鹿児島中央間を走る「きりしま」。4両編成の列車が対象となります。最大で8割以上がワンマンとなるようです。
合理化策はそれだけではありません。力を入れている観光列車も減らされるところが出てきます。吉松-鹿児島中央間の「はやとの風」が該当するようで、休日など乗客の多い日に限って運行するようです。ローカル輸送については、2016年度の輸送密度が466人と低い吉都線の運行本数が減るようです。1日11往復から8往復に減るようです。昼間が2往復、夜が1往復減ります。日豊線は佐伯-延岡間が8本から3本と現在の半分以下に減便、高鍋-宮崎間が1本減、都城-国分間が2本減、日南線は2本の減便と5本の運行区間短縮(南郷止まり)を行うようです。
(参考:産経WEST http://www.sankei.com/west/news/171201/wst1712010085-n1.html、産経ニュース http://www.sankei.com/region/news/171213/rgn1712130071-n1.html、日本経済新聞ホームぺージ https://www.nikkei.com/article/DGXMZO24172070R01C17A2LX0000/、宮崎日日新聞ホームぺージ http://www.the-miyanichi.co.jp/kennai/_29528.html、http://www.the-miyanichi.co.jp/kennai/_29685.html)
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