和歌山県内のバスにICカード
和歌山県内のバスはICカードが使えません。この1月末で「スルッとKANSAI」のプリペイドカードが使えなくなりますので、地元のバス専用のプリペイドカードを導入しているところを除いては、現金しか使えません。都市部の和歌山でも観光地の白浜も事情は同じです。
ところが、その和歌山でもバスにICカードを導入する話があるようです。2019年度の導入を目指して、2018年度の和歌山県当初予算案に必要な費用を盛り込みます。ICカードがどのようなものかはわかりませんが、「ICOCA」、「PiTaPa」などの既存の主要ICカードをそのまま使うのならともかく、独自のカードをつくるのなら、主要ICカードでも共通乗車できるようにしないと意味がありません。
このほか、バス関連としては、バス停のQRコードにスマホをかざすことで、乗りたいバスの現在位置がわかる、バスロケーションシステムの導入を考えています。和歌山バスに導入し、和歌山駅など6か所にデジタル標識も導入します。バスの乗車率を上げるため、バス会社に補助金を出すのではなく、住民に無料の乗車券を渡すことを考えています。
(追記)
和歌山バスのICカードの導入は2020年4月1日の予定です。なお、これに伴い、2020年3月31日で磁気式バスカードと紙式定期券の販売を終了し、2020年9月30日には磁気式バスカードが使えなくなる予定です。
(参考:紀伊民報ホームぺージ http://www.agara.co.jp/news/daily/?i=346047&p=more、わかやま新報ホームぺージ http://www.wakayamashimpo.co.jp/2018/01/20180118_76257.html、和歌山バスホームページ www.wakayamabus.co.jp/news/jikihaishi/)
| Permalink | 0
「バス」カテゴリの記事
- 新金貨物線の旅客化はバスで対応?(2024.10.12)
- 美祢線に快速バス(2024.10.06)
Comments
トラックバック代わりのコメント欄リンク貼付です。
日頃和歌山バスを利用している一人としては、どの事業者に導入されるのかが気になるところです。
磁気カードリーダーも老朽化しているせいか、読取り不良も(特に雨の日に)見られることも多々ありますので、早いうちのICカード導入を期待したいところです。
Posted by: hanwa0724 | 2018.01.23 10:36 PM
hanwa0724 さん、こんばんは。
* 日頃和歌山バスを利用している一人としては、
和歌山市内を走る和歌山バスはその候補になるでしょう。
Posted by: たべちゃん | 2018.01.24 09:14 PM