東急に12か月定期
定期券の有効期間と言えば、1か月、3か月、6か月の3つが多いのですが、東急は3月17日から、12か月のものを発売します。12か月定期は通学用が弘南鉄道で発売されていますが、大手で、しかも通勤用を含めて発売するのは、ここ東急が初めてです。
12か月定期を発売することにした理由は、定期券売り場などの混雑を緩和することと、買う回数が少なくても済むという意味で利用者の利便性向上を図るため。他社線連絡定期券を除く、東急線のすべての区間で発売します。
ただ、肝心の運賃はお得とは言えません。3か月定期は1か月定期より、6か月定期は3か月定期より割安になっていますが、12か月定期は6か月定期より割安にはなっていません。12か月定期の額は1か月定期を12倍した額から1割を引いた額なのです。この計算方法は6か月定期と同じなので、お得感はないのです。
(参考:東急ホームぺージ http://www.tokyu.co.jp/image/news/pdf/b483496153d422e19cda81626a6ca072b9f09bd9.pdf、レスポンスホームページ https://response.jp/article/2018/01/10/304514.html)
| Permalink | 0
「鉄道」カテゴリの記事
- JR西日本、1人でも乗り放題の全線フリー切符発売(2021.04.10)
- 京阪、全体の1/3の駅を無人化(2021.04.09)
- 「THライナー」、期間限定で草加に追加停車(2021.04.11)
「東急」カテゴリの記事
- 東急田園都市線等、3月13日ダイヤ改正で昼間も減便(2021.02.01)
- 「THE ROYAL EXPRESS」の2本目ができる?(2021.01.24)
- 首都圏の大手私鉄、大晦日の終夜運転を行わないところが続々と(2020.11.21)
- 終電繰り上げの動き、続々と(2020.11.07)
- 東急、6月6日ダイヤ改正で「Qシート」運行本数を倍増(2020.05.31)
Comments