あいの風とやま鉄道等、「青い空富山・五箇山1日フリーきっぷ」発売&白川郷ライトアップに臨時バス
あいの風とやま鉄道等は、北陸新幹線の開業によって利用が低迷している富山空港の利用促進と世界遺産の五箇山までの公共交通機関による観光促進を図る目的で、2017年12月1日から2018年3月31日までの間、フリーきっぷを発売しています。
それは、「青い空富山・五箇山1日フリーきっぷ」、あいの風とやま鉄道富山-高岡間、加越能バスの「世界遺産バス」の高岡駅・新高岡駅-ささら館前間が1日乗り放題で、富山地方鉄道のバス(富山空港線、富山駅-富山空港前間)が片道1回限り利用できるもので、1日限り有効です。五箇山での一部観光施設が割引になる特典もついています。利用できる期間も2017年12月1日から2018年3月31日までで、値段は大人は3600円、子供は1800円です。あいの風とやま鉄道富山駅、富山地方鉄道富山地鉄乗車券センター(電鉄富山駅構内)、富山地鉄サービス富山きときと空港内ANAカウンターで購入できます。
ただこのきっぷ、あいの風とやま鉄道で購入した場合は富山空港線で降りたときに回収しますので、あいの風とやま鉄道で購入したときは注意が必要です。また、加越能バスで「世界遺産バス」の高岡駅・新高岡駅-ささら館前間が利用できる「五箇山フリーきっぷ」が大人2500円で発売していることを考えると、このきっぷは富山空港に行かない限り元が取れないのです。富山空港を利用させるのがこのきっぷの目的と言えばそうですが、あまりお得感は感じられないです。
話は変わりまして、「世界遺産バス」は白川郷まで行きます。その「世界遺産バス」についての話を書きます。真冬、雪に覆われる白川郷はライトアップされます。ライトアップされるのは、当然夜。ところは、「世界遺産バス」の最終は16:00発で、ライトアップを見てからでは間に合いません。
そこで、ライトアップがなされる1月21日、28日、2月4日、12日に運行されるのが臨時増発便。高岡駅前15:00発白川郷17:10着と、白川郷19:40発高岡駅前21:50着です(往復ともに新高岡駅、城端駅前にも停車)。運賃は通常と同じ1800円、現金のほか、「世界遺産バス」用の各種フリーきっぷも利用できます。
ただし、この臨時増発便は事前予約が必要です。ところが、前後の便に乗ることができる行きはともかく、ほかに選択の余地がない帰りは、2月12日を除いてすでに満席となっています(1月5日現在)。
(参考:あいの風とやま鉄道ホームぺージ http://ainokaze.co.jp/ticket/plan#s01、加越能バスホームぺージ http://www.kaetsunou.co.jp/company/sekaiisan/、http://www.kaetsunou.co.jp/4630/)
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