上信電鉄には仮設トイレがある?
2017年12月11日の夜のことですが、高崎市内の烏川の橋の上で、事故のために上信電鉄の列車が約1時間20分にもわたって停まりました。
しかし、上信電鉄の車両には、トイレがありません。通常ならそう問題はないのでしょうが、1時間以上も列車が動かないならば、話は異なります。乗客からの要望を受けてそのときに設置されたのが、仮設のトイレ。停まったのが橋の上で、警察や消防の活動中は車両を動かすことができないため、高崎市等広域消防局が目隠し用に張ったテントの中に、簡易トイレを設置しました。もっとも、トイレを設置してしばらくすると列車が動いたため、使われることはありませんでした。
実はこの仮設トイレ、災害現場にトイレがないところで、消防関係者や市民が利用することを想定して、一部の消防車両に積み込んでいるものです。最近は使った事例はないようですが、万が一のために備えているのです。
(参考:上毛新聞ホームぺージ https://www.jomo-news.co.jp/news/gunma/society/21363)
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