吉備線のLRT化、話は進んでいない
岡山と総社を結ぶJR西日本の吉備線には、LRT化するという話があります。ところが、その話が進んでいないようなのです。
その原因は費用の負担をどうするのかということ。沿線自治体の岡山市、総社市、JR西日本の3者で協議しているのですが、費用負担(初期投資額は160億円以上)などの問題で前に進んでいないのです。もともと2017年度中に話をまとめる予定だったのですが、今のところまとまる見込みはないようです。
吉備線のLRT化は、需要がそれなりにある路線に磨きをかけるための施策です。純民間企業のJR西日本なら赤字を恐れて消極的な経営になってしまいますが(このことを非難することはできません)、行政が入ることによって社会的に適切な投資をすることができます。それぞれ言いたいことはあるでしょうが、何とか話をまとめてもらいたいものです。
(参考:山陽新聞degital http://www.sanyonews.jp/article/640048)
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